自社サーバーとの違い:コストや手軽さが違う!
インターネット上でホームページを公開したり、メールアドレスを持とうとすると、「サーバー」という24時間365日インターネットにつながったコンピュータが必要です。
自分でサーバーを持って、維持管理するとなると、ばく大なコストがかかってしまいます。専用回線を準備したり、ハッカーなどの侵入や悪用されないためのセキュリティ対策をしたりと、大変な労力を必要とします。何よりもとても高度な専門知識が必要です。
そんなサーバーを手軽に使えるようにしたのが「ホスティングサービス」や「レンタルサーバー」と呼ばれるものです。
性能がよく、良質な回線環境、セキュリティ対策が施されたサーバーをユーザーに低価格でレンタルしてくれます。しかも、専門知識がなくても自分でメールアドレスを発行したりできるように、簡単設定できる管理画面まで用意されています。
無料サーバーとの違い:独自ドメインが使える!使える機能や自由度が違う!
同じように手軽に自分のホームページを公開したり、メールアドレスを持ったりできるものに、プロバイダー等が提供する無料のサーバースペースがあります。 このようなサービスとレンタルサーバーサービスには大きな違いがあります。
まず一つ目は独自ドメイン名の利用です。
プロバイダーの場合、アドレスに独自ドメイン名が使えません。大体はプロバイダーの長いアドレスの後に自分の名前を付けるという形になるので、ビジネスで使うには信頼性に乏しいですし、個人で使うにも長くて不便です。
一方、レンタルサーバーサービスの場合、独自ドメイン名でサーバーを使うことができるので、自分の会社名や自分の名前でアドレスを公開できます。メールアドレスも「自分の名前@会社名.jp」のように設定できるので、覚えやすく、オリジナル性の高いアドレスが使えます。
二つ目は自由度の違いです。
プロバイダーの無料サーバースペースの場合、使える機能がそもそも少なかったり、使える機能に制限があったりと、なかなか自由にサーバーを活用することができません。しかし、レンタルサーバーサービスなら、通常何十種類ものメールやホームページ機能が用意されているので、ホームページ上やメールを使っていろいろなことができます。
サーバーの安定度が違う!
自社サーバーと比べても、無料サーバーと比べてもレンタルサーバーサービスはサーバーを貸すことに特化しているので、サーバーの管理やメンテナンスに関してのノウハウや実績、体制が自社サーバーや無料サーバーより充実しているケースが多いといえるでしょう。
充実したサーバー設備や回線環境、人的配置、ノウハウなどの差がサーバー運用の安定度に大きくかかわってきます。より安定したサーバー運用を考える場合は、レンタルサーバーサービスがおすすめです。